ちょっと古い表現ですが「永すぎた春」という言葉があります。同名の三島由紀夫の小説から広まった言葉です。婚約期間の長い恋人同士が、周囲から認められた途端に緊張感を失い、相手に強く惹かれなくなり波乱な道を歩んでいく…というストーリーです。

つまり恋愛期間があまり長すぎると、予期せぬ事態が起こって結局別れてしまうことがある、という意味ですね。何事にも「潮時」というのものがあるのです。

結婚を引き伸ばす

結婚しよう！とふたりの心は決まりました。すぐにでもいっしょになりたい！でも待って。いろいろ考え始めると、結婚ってすごく大変。

式や披露宴はもちろん、新居を決めたり引っ越しやら、面倒な手続きやら。することが山積み。今は仕事が波に乗ってきて集中したい時期なのに、なかなか時間が取れない。新婚旅行で1週間も連続で休むなんて絶対に無理。

今関わっているプロジェクトが終わる1年後なら少しは楽になるはず。できればそれまで結婚は待ってほしい。

付き合い始めて5年なんだから、もう1年ぐらい伸ばしてもどうってことはないでしょ。彼も理解を示してくれました。

結婚を遅らせることでトラブルになるかも…

とりあえず結婚はペンディングにして、あなたは仕事に没頭しています。デートもままならない忙しさですが、彼はちゃんとわかってくれているので安心。

ところがその間に彼は元カノに偶然再会してしまったのです。久々に会った元カノは以前よりずっといい女に成長していました。メールや電話だけでなく、何度か会ううちに関係は再燃焼し、遂に浮気ではすまない事態に発展。

あなたが気づいた時には、彼と元カノはもう離れられない関係になっていたのです。

わけもなく結婚の時期を延ばされたら要注意

仕事が忙しくても時間がなくても、あの時結婚しておけばよかった。式や旅行などは後回しにしても、きちんと籍を入れいっしょに暮らし始めていれば…たとえ元カノに出会ったとしても、彼は違った態度をとっていたでしょう。

決してあなただけのせいではありませんが、やはり永すぎる春は波乱を呼ぶことがあるのです。

また、彼の方が結婚の時期をやたらに引き延ばしている時も注意が必要です。理由があやふやな場合は何か隠し事があるのかもしれません。他の女性の影や、親を説得できていないなど、理由はさまざまです。

占い師が結婚にベストな時期を占ってくれるかも

本当に今、結婚すべきなのか、それともいろいろ落ち着くまで待った方がいいのか…かなり迷うところですよね。ご両親や友人に相談するのもいいですが、こんな時は見方を変えて占いを見てもらうというのはいかがでしょう。

まったく違った観点からの意見を参考にしてみるのも、何かしら意味があると思うのです。占術によっては二人の相性などもわかりますし、あなたにとって結婚にベストな時期が占えるでしょう。迷っていたことがすっきりと解決するかもしれませんよ。