男女ともに理想を言ってしまえば美男美女が好きな方が多いです。また身体的にも魅力のある人間と付き合いたい。結婚したいと心のどこかに必ず願望があります。この心理は恋愛心理学者でもあるウォルスタ−といった方の「コンピューターデート実験」によっても実証がされています。

恋人、結婚相手に求めるものとして男女ではどちらが「見た目」を気にしているのでしょう。見た目というと顔やルックスがイメージしがちですがそれだけではありません。

結婚を考える方にとって相手の社会的地位、資産等も重要な要因であり見た目と一部でもあります。ですから「見た目」と一口にいってもルックスだけでなく身につけている装飾品なども見た目の一部として捉えます。

そういった条件を踏まえた上である実験が行われました。

実験の主旨はこうです。
貧乏そうなイケメン、または美女。ブサイクなお金持ち。この二人を対象にした場合、どちらを選ぶのか？といった実験です。

男性実験の場合、一流企業で働いていても身体的に魅力のない女性、ファストフード店で働きながらも魅力のある女性のどちらかを選んでもらったそうです。

次に女性。
イケメンですが、ファストフードで働いている男性。ルックス等は冴えていませんが、ブランドスーツに高級腕時計などをして一流企業で働く男性のどちらかを選んでもらいました。

男性と女性で違う相手に求める価値観

実験の結果ですが、男性の場合は身体的にも魅力のあるファストフード店で働いている女性を多くの方が選んだ結果が出ました。

逆に女性の場合はルックスは冴えていませんが、一流企業で働き、身なりもしっかりとしている男性を選びました。

実験の結果からわかることは、男性は女性の地位や収入はあまり気にせずに「身体的魅力」を重視。女性は逆で男性の「社会的地位」を心理的には重視していることがわかったとされています。

実際、テレビなどを見ているとイケメンはもてはやされる傾向が強いです。男性の方もルックスが冴えていないと恋人もできないと思い込んでいる人が多いと思います。

しかし、心の奥底にあるのは最終的には社会的地位、経済力を前にするとルックスは無力と化すといったこと。

男性の場合は、経済力もあるからなのか、見た目、身体的な魅力のある女性が好きとなります。

この実験話が少しでも恋人作りや結婚相手選定のお役に立てれば幸いです。