100%当たる占い師は存在するの!?
占いのイメージを持っている人は良い占い師に相談すれば100%に近い確率で占ってもらったことが当たると信じている人がいるかもしれません。しかし、占いが100%当たることはまずありません。
占いをある程度、受けた方なら実感としてわかるかもしれませんが、これから占いを受けてみようと思っている人は100%当たることはないと思って占いを受けた方が気持ちもラクになるでしょう。
そして、占い師の方はある程度、自分の的中率というものを把握しています。つまり自分の能力で占いの精度は当たる確率、当たらない確率を知っていることになります。でもそれを相談者に事前に話してしまうと占いを受ける人も不安になるので決して自分の確率論を言う先生はまずいないと思います。
占いの当たる確率
では、占いが当たる確率ってどの位でしょうか?
テレビなどメディアに露出する占い師ほど、過去、未来を予言して当たる確率も高いようにイメージしがちだと思います。一般的に能力値の高い占い師の方でも本当に言ったことがズバッと当たる確率は6割〜7割と言われています。
ですからプロ占い師とデビューしたばかり、鑑定歴が浅いといった占い師は当然、確率論で言えばもっと当たる確率は下がってきます。
ただし、鑑定歴が浅くても人と違った能力がある人はやはり占い向きであり能力も高い傾向があります。そういった方はごくたまにいます。しかし、占い業界全体の当たる確率でいえば約5割なんて言われています。つまりいくら良い技術を持っていても本当に言ったことが的中する確率は五分五分です。
本当にすごい当たる占い師は存在する
世の中は本当に広いです。
表に出ない占い師で当たる確率が8割〜9割といった先生も中には存在しています。
ただし、出会うのが難しかったり、料金も高い傾向があったりします。
そういった先生を地道に探すのも良いかもしれませんが、占いの真髄を求めていくなら別の切り口で自分に合った先生を探すのが良いです。
当たる、当たらないは抜きにして良い占い師
占いの業界の確率論で言えば能力の高い先生に相談をすれば言われたことの約7割前後が的中すると考えておきましょう。そして当たる、当たらないよりも占い師にはもっと大切なことがあります。
それが相談を受ける前、受けた後で自分の気持ちがどう変わったかです。
いくら予言が的中する占い師であろうとその事象に対する対処方法や解決策をアドバイスできないようでは良い占い師と定義づけすることができません。
例えば占いを受けて期待しない答えだった時、その予言だけ聞かされたのでは相談前よりも気持ちが下がってしまいます。しかし、トラブルに対する対策方法を教えてもらうことができればいざ、その状況になった時にアドバイスを受けたことを実践できます。
また、占い師の一言が心の支えになることだってあります。
つまり、良い占い師というのは相談者の気持ちを前向き、元気にしてあげることができる占い師です。
当たる占い師探しばかりが先行していますが、占いというのはあくまで占術に沿った形で導きだされた解答を占い師のフィルターを通して相談者に伝える役割です。当然、当たる時も当たらない時も出てきます。
そこばかりを追いかけるのではなく、相談前、後のビフォーアフターの気持ちを見て、占い師の良し悪しを決めた方が長く相談できる占い師になることは間違いありません。
当たる占い師探しに翻弄して消耗している方は少し角度を変えて「当たる占い師」ではなく「良い占い師」を探すといった気持ちにシフトすると人生を豊かにできて信頼できる占い師と巡り会える確率が高くなると思います。